掲載日：2020.12.11 / 更新日：2022.3.10

東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、開発ラッシュに沸く東京。世界に誇る最新の施設が続々とオープンする一方、江戸の情緒や古き良き伝統を感じさせる場所も残り、訪れる人を魅了してやまない。東京特集では、定番から最旬まで、nd目線で楽しみたい10のテーマをリストアップ。2号連続で、東京の旅を案内する。

• 重厚な麒麟の像が印象的な日本橋。（写真　左）
• お堀にビルの影が映る皇居外苑。（写真　中央）
• 2012年開業の東京スカイツリーもまだまだ人気。（写真　右）

東京でしたいこと 1：都会のオアシス・皇居外苑を散歩

「皇居外苑」

新元号となり、ますます注目が集まる「皇居外苑」。東京駅の近くにありながら、緑の中に歴史的な建物が点在する都会のオアシスだ。敷地内には、散策の記念になる土産が並ぶ「楠公レストハウス売店」もある。

• 江戸城跡に現存する最も大きな城門・桜田門。（写真　左上）
• 後醍醐天皇の忠臣として活躍した楠木正成の銅像。（写真　左下）
• 広場と宮殿をつなぐ二重橋は、皇居外苑のシンボル的存在。（写真　右）

東京でしたいこと 2：東京スカイツリーを望む、特等席へ

「天空ラウンジTOP of TREE」

地上150mの高さにあり、全席から東京スカイツリーを間近に望む眺めが自慢。こちらで味わいたいのは、1000分の1サイズのアミューズタワーに盛り付けられた創作料理の数々。窓際の席は、争奪戦となるため予約をお忘れなく。

• 華やかな料理にも注目！アミューズタワーにメイン、デザート付きのトップランチ1人前2,860円（注文は2人前から）。（写真　左）
• 刻々と移り変わる空を一望。夕景もロマンチック。（写真　右）

東京でしたいこと 3：最新デジタルアートの世界にトリップ！

「森ビルデジタルアートミュージアム：エプソン　チームラボボーダレス」

デジタル技術を使用し作品を制作するアート集団「チームラボ」によるミュージアム。人の動きに呼応し、作品との一体感を楽しめる“境界のない”アートの世界が、10,000平方メートルの超巨大空間に広がる。体ごと作品に入り込むような没入感を堪能して。

• 呼応するランプの森 ©チームラボ人々の存在でランプに光が生まれ、次々に伝播していく、幻想的な世界に魅せられる。（写真　中央）
• 重力にあらがう呼応する生命の森©チームラボ重力に逆らうように動く、光の物体に触れてみよう。（写真　右下）

東京でしたいこと 4：世界に５つのスタバで新コーヒー体験

「スターバックス リザーブ ®ロースタリー 東京」

2019年2月に日本初オープンした、世界で５店舗目となるプレミアムなスターバックス。コーヒーイノベーションをテーマに、店内で生豆からコーヒー豆の焙煎を行い、極上のコーヒー体験を提供している。

• 4フロアで構成され、広々とした開放的な空間に、巨大な焙煎機や本格的なバーなどがある。（写真　左）
• 焙煎士の作業の様子も見学できる。（写真　右上）

東京でしたいこと 5：日本橋で老舗の名品に出合う

「江戸屋」

江戸時代に職人の町として栄え、今も老舗が点在する日本橋。享保3（1718）年に創業し、将軍家から屋号を与えられた江戸屋は、刷毛とブラシの名店。時代に合わせて改良しつつ確かな技術で作られた商品は、使い心地が良く、長く愛用したくなる。

• 刷毛の先を思わせる建物は、国の登録有形文化財。（写真　左上）
• 「天然毛の柔らかな毛先を試してみて」と12代目の濵田さん。（写真　左下）
• 300種以上の刷毛やブラシが並ぶ様子は圧巻！（写真　右上）
• 職人の仕事をｓらに丁寧に検品し品質をチェック。（写真　右下）

このまちの昔ばなし

第34回　東京都中央区　江戸時代から続く道路の起点

慶長9（1604）年に、東海道、中山道、甲州街道、日光街道、奥州街道の五街道の起点となった日本橋。明治に入ると、国道の起点として定められるように。現在も日本橋の中央部には、それを示すブロンズ製の標識「日本国道路元標」が埋め込まれている。車道の中央にあるため、通常は見ることができないが、橋のたもとにある「元標の広場」では、レプリカを確認することができる。

• 日本橋の北西にある「元標の広場」（写真右）
• 「日本国道路元標」のレプリカを展示。（写真左）
• 元標の広場　東京都中央区日本橋1周辺

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