長崎県長崎市 浜んまち商店街へ
掲載日:2020.12.11 / 更新日:2022.3.10
長崎一の賑わいをみせる「浜んまち商店街」。アーケード街を中心に、雑貨店やカフェ、レストランなどいくつもの店舗がズラリと並ぶ一大エリアだ。長崎市を訪れた際は、多彩な店がギュッと集まった商店街で街ブラを楽しんでみては?
浜んまち商店街へ。
それぞれ約400mの長さをもつ「浜市アーケード」と「ベルナード観光通り」がクロスする場所。
アーケードの天井は、船の船首(表紙)や舵風の時計、ステンドグラスの飾りが印象的。
(写真右)散策のおともにぴったりな長崎名物のハトシや角煮まんじゅうを販売する店も。
(写真左)鯨の旨みがジュワッと広がるサクサク食感の「井上商店 築町本店」の鯨スティックカツ500円。
井上商店 築町本店(いのうえしょうてん つきまちほんてん)
長崎県長崎市築町5-10
TEL:095-824-2351
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜
駐車場:なし
(写真右)薬局「竹谷健寿堂」のほてい様のお腹を、願いを念じながらさすれば福がもらえるといわれる。
(写真左)夏に涼しげな「bistro ボルドー」の長崎食べるミルクセーキ715円。
焼き菓子・南蛮おるごおるも評判の「梅月堂 本店」。諫早石などを組んだ外観も美しい。
長崎の名物が集まるノスタルジックなアーケード街を散策
出島や眼鏡橋、唐寺が続く通りなど、お馴染みの観光スポットのそばにある、長崎県随一の繁華街「浜んまち商店街」。この商店街は、「浜市アーケード」と「ベルナード観光通り」が交差する大アーケード街を中心に広がる、いくつもの商店街の総称を指す。いつも地元っ子や観光客で賑わっており、今、長崎で最も元気なスポットの一つといわれている。
アーケードの高い天井には、ステンドグラスをイメージした飾りが随所にあり、通りの両側にはカステラ専門店やトルコライスが名物の飲食店など、長崎らしいショップがズラリと並ぶ。ノスタルジックな風情の中にカフェや雑貨店などの新店もできていて、新旧が入り混じることで街に活気が生まれている。また、アーケードを出て、細い路地に入ってみるのもいい。例えば「リカちゃん通り」。アパレルショップなどその名の通りおしゃれなショップが並んでいて、探検気分で路地裏散策を満喫できる。
安心の老舗から今を感じる新顔まで、魅力的なラインナップで訪れる人を楽しませてくれる「浜んまち商店街」。この夏の気軽な旅先におすすめしたい。
「浜んまち商店街」
アーケード街を中心に、約1,000の店舗が並ぶ一大商業エリア。アーケード街は国道324号にも指定されている珍しい通りである(5〜10時以外は歩行者専用)。
住所:長崎県長崎市浜町
長崎の名所をイメージした万年筆インクを展開する文房具店「石丸文行堂」。写真手前のオランダ坂レイニーグレー2,200円は今年の新色。
TEL:095-828-0140
昔ながらの商店街の情緒を色濃く残す「中通り」エリア。最近、若い店主の店も増えているという。
このまちの昔ばなし
第37回 長崎県長崎市 浜んまち商店街物語
海に近く、山に囲まれ、坂が多いという土地柄、昔から商業地がコンパクトにまとまっていた長崎市。その中心である浜町エリアは、江戸時代に船着場として栄え、賑わいをみせた。商店街としての形ができていったのは明治中期から。「浜市アーケード」付近を中心に商店が増えていき、徐々に買い物客が集うように。今も「浜んまち商店街」には創業100〜300年の店が多数点在し、老舗の味や品質を求めて、県内外から多くの人が訪れる。
(写真左)昭和初期頃の商店街の様子。写真提供:浜んまち商店街
(写真右)左の写真に近い位置から撮影。今も昔と同じ店名がいくつか見られる。
- ご紹介した店舗や、その他の情報は2020年7月8日現在の内容となり、それ以降は変更になる場合がございます。予めご了承ください。

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