掲載日：2020.12.11 / 更新日：2022.3.10

疲れが溜まりやすいなと感じる日々。癒しのビューティ&ウェルネス体験を楽しめるホテルに注目が集まっている。スパや温泉、大自然でのアクティビティなど、“ここでしかできない”体験は、心と身体をゆるめ、解放してくれる。うっとりするような時間を過ごして、ゆったりリラックスしてみては？ 新たな力を与えてくれる旅を案内したい。

東洋医学と大分の恵みが融合する世界的スパの極上トリートメント

別府の明礬温泉エリアに佇むリゾートホテル。注目は、昨年オープンしたタイの高級スパ「ハーン」の日本第1号店「ハーン・ヘリテージ・スパ」。スパの長いアプローチが気分を非日常へと導いてくれる。奥にあるのはガラス作家・家住利男氏の作品「水の行方」。大分の別府石や竹細工を配したトリートメントルーム。高純度で優雅な香りのオイルを贅沢に使う「ハーン」ならではの施術を堪能しよう。別府エナジャイザー60分22,000円～は、ハーブを包んだハーバルコンプレスを温泉水で蒸し、背中のツボを優しく押していく。国産のヒノキを使ったジャグジーも。（※施術はセラピストもゲストもマスク着用で行う。）施術の後は、大分産かぼす入り緑茶と菓子を味わいながらリラックス。

東洋医学と大分の恵みが融合する世界的スパの極上トリートメント

明礬（みょうばん）温泉に浸れる内風呂は檜と石造りの2種類がある。別府湾を眺めながら温泉を楽しめる露天風呂を備えた客室も。

美容大国タイ発「ハーン」のオリジナルアイテムも販売。伝統的な東洋医学をベースにした世界最高峰のトリートメントを国内で受けれられると、スパ目当ての宿泊客も多い。湯の花や温泉水など大分の恵みを生かしたスパメニューも人気。

温泉×建築が調和する新・健康の聖地

2019年に誕生した、健康づくリを促進する温泉施設「クアパーク長湯」内のホテル。希少な炭酸泉の長湯温泉とともに、世界的な建築家・坂茂氏による木をふんだんに使った建築美を堪能したい。天井は、丸太を組んだレシプロカル構造。壁面の三角形は、健康を支える、肉体・精神・社会のバランスをあらわす。

客室はコテージタイプで全14棟、全てウッドデッキ付きのコテージタイプで、くつろぎの空間が広がる。それぞれの庭でバーベキューもできる。緑豊かな敷地にある客室は、木の節や木目を生かし、星空を見上げる天窓や半露天風呂もある。

水着着用で入浴するクアハウス（温泉棟）のバーデゾーン。温泉の効能を最大限に引き出すため、長時間湯に浸かれるよう考案された歩行湯では周囲の自然を楽しみながら往復100m歩いてリラックス。ゆったりとくつろげる寝湯では手足をのばそう。男女別に分かれた内湯では、源泉掛け流しの湯を存分に満喫したい。芹川（せりかわ）のせせらぎを聞きながら開放感を楽しめる露天風呂もある。

スパの豆知識

知っておきたいスパのあれこれをご紹介。

①スパってどんなところ？

顔や身体のマッサージなど、心身をほぐすトリートメントを用意する施設。主に個室での施術が多く、カップル向けの2人用の部屋を用意するスパも多い。男性一人客も利用可能。

②予約の取り方は？

ホテル内のスパは、チェックイン後?夕食前までの時間帯に予約が重なりがち。早めに宿泊予約を取り、同時にスパも予約しておくのがスマート。チェックアウト後の時間帯は空きがあることが多く予約も取りやすい。

③どんな服装で行くべき？

施術を受ける前にスパで着替えをするため、脱ぎ着しやすい服装が望ましい。またスパでオイルトリートメント受けた後は、オイルが肌に残っていることも多いため、汚れても大丈夫な服だと安心！

④スパ前後の注意事項は？

体に負担をかけないよう、空腹すぎず、満腹すぎない状態で施術を受けよう。また施術で血行が良くなると、酔いが回りやすくなるため、スパ前後のアルコール摂取は控えて。施術後は水分をたっぷり摂ってゆったり過ごそう。

• 詳細は施設により異なるため予約時に要確認

• ご紹介した店舗や、その他の情報は2020年9月9日現在の内容となり、それ以降は変更になる場合がございます。予めご了承ください。