人吉観光するならココ!
定番から穴場までおすすめスポット&グルメをご紹介
掲載日:2022.8.26
熊本南部に位置する人吉は、清流・球磨川を抱く風光明媚な観光地。「令和2年7月豪雨」では甚大な被害に見舞われた人吉ですが、復興は急ピッチで進められ、街は活気を取り戻しています。歴史ある城下町を残しつつ、新しいお店や観光施設も続々オープン!そこで今回は、人吉観光で外せないおすすめスポットやグルメをご紹介します。
人吉を満喫できる観光スポット&アクティビティ
まずは、人吉の歴史や自然に触れることができるおすすめの観光スポットやアクティビティをご紹介します。
HASSENBA(ハッセンバ)
2021年、球磨川くだりの発着所をリニューアルした観光施設「HASSENBA」がオープン!球磨川のラフティングや遊覧船などの受付があります。 また、施設内にカフェがあり、川をのぞむテラスでのんびりとカフェタイムを楽しめます。そのほかにも、熊本県南地域の物産品を扱う「HITO × KUMA STORE」や人吉市内をe-bikeで周遊する「人吉はっけんサイクリングツアー」など、人吉球磨地域の観光拠点として新たなランドマークとなっている施設です!
施設名 | HASSENBA(ハッセンバ) |
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電話番号 | 0966-22-5555(球磨川くだり) |
営業時間 | 9:00~17:00(カフェ10:00~OS16:00) |
定休日 | 不定 |
梅花の渡し(ばいかのわたし)
球磨川を堪能できる遊覧船「梅花の渡し」。エメラルドグリーンに輝く球磨川で江戸時代の情緒に浸りながら、ゆったりと約30分遊覧を楽しめます。
電話番号 | 0966-22-5555(球磨川くだり) |
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料金 | 乗船1人2,000円 |
人吉はっけんサイクリングツアー
ガイドと一緒に電動アシスト自転車に乗って人吉をめぐる「HASSENBA」発着の約3時間のツアー。
「人吉城跡」で歴史に浸ったり、味噌蔵やマルシェを訪ねたり、復興に向けて歩みを進める街の人と触れ合えます。
「人吉はっけんサイクリングツアー」は、人吉の“人”との交流で新たな人吉を見つけてほしい、という思いから作られたツアーです。
高級電動アシスト自転車は乗り心地抜群!人吉を知り尽くしたガイドさんと、城下町の面影を残す鍛冶屋町にある「釜田醸造所」を訪ねて、味噌や醤油を作る工場を見学しながら、もろみづくりからこだわる製法について伺いました。また豪雨災害で苦労されたことなど、防災学習にもなる話を聞かせてもらえました。自転車ならではのゆったりとしたスピードで、人吉の自然を満喫しながらめぐることができる楽しいツアーです。
電話番号 | 0966-22-5555(球磨川くだり) |
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料金 | ツアー1人8,000円 |
青井阿蘇神社(あおいあそじんじゃ)
桃山時代の豪壮な建築様式に圧倒される「青井阿蘇神社」。2023年春には、建築家・隈研吾氏による国宝記念館が誕生予定です。
境内は豪雨災害を機に新しくなっている部分もありましたが、美しく重厚な佇まいはそのまま。地元の方々が“青井さん”と親しみを込めて呼ぶ、昔と変わらぬ姿がありました。
また授与所では、地元のボランティア団体が手がける復興サイダー330円を発見!収益は「青井阿蘇神社」に寄付されるので、美味しく飲みつつ人吉を応援できます。サイダーのラベルは、水神をモチーフにした龍の“阿”“吽”を力強く描いた2種から選べます。
人吉城跡(ひとよしじょうあと)
鎌倉時代から約700年にわたり相良氏が治めた人吉。これだけの長い期間、同じ領主が同じ土地を治めた例は珍しく、今も相良氏ゆかりの名所が数多く残っています。相良氏が代々居城とした人吉城もそのひとつです。球磨川と胸川を天然の外堀として利用した人吉城は、修復の際、三日月文様の石が出土したことから、別名“繊月城”とも呼ばれています。現在も石垣が残り、城跡内を散策することができます。
現在、城跡は「人吉城跡公園」として整備されています。天気がいい日は、二の丸に上がって眺望を楽しむのがおすすめです。
施設名 | 人吉城跡(ひとよしじょうあと) |
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住所 | 熊本県人吉市麓町 ※一部立ち入り禁止区間あり |
電話番号 | 0966-22-2324(人吉市文化課) |
からくり時計(からくりとけい)
JR人吉駅前にあるからくり時計。民謡「球磨の六調子」をアレンジした曲にのせて、人吉城のお殿様が城下をめぐる物語が展開されます。9時から18時までの1時間おきに約3分間作動するそうです。タイミングよく見れたらラッキー!
住所 | 熊本県人吉市中青井町326-1 |
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駐車場 | なし |
アクセス | ★JR人吉駅より徒歩すぐ |
鹿目の滝(かなめのたき)
「鹿目の滝」は、球磨川の支流である鹿目川の上流にある、落差約36mの雄滝(写真)と雌滝、平滝からなる滝の総称です。轟音とともに水飛沫を上げる滝の周辺は涼しく、夏におすすめのスポットとなっています。
住所 | 熊本県人吉市鹿目町 |
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電話番号 | 0966-22-5610(人吉市商工観光課) |
駐車場 | 3台 |
アクセス | ★JR人吉駅より車で約15分 |
人吉観光の合間に食べたい絶品グルメ
旅行やドライブの楽しみのひとつに、その土地で味わうグルメもありますよね。人吉に観光に来たら、ぜひ味わってほしいグルメをご紹介します。
kura 倉 café(クラ くら カフェ)
丘の上にあるガーデンレストラン「kura 倉 café」。緑に抱かれた「kura 倉 cafe」は、人吉の豊かな自然を見渡せる抜群の眺望を誇ります。
倉ランチセット3,850円は、近海の鮮魚と庭で育てたハーブを合わせた魚料理や熊本産牛のステーキといった肉料理を味わえる充実の内容!夜はコース7,700円~のみの完全予約制となっています。
店舗名 | kura 倉 café(クラ くら カフェ) |
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住所 | 熊本県人吉市願成寺町1007-20 |
電話番号 | 0966-28-3080 |
営業時間 | ランチ11:30~15:00/カフェ15:00~17:00/ディナー17:00~OS20:30 |
定休日 | 木曜、不定 |
駐車場 | 20台 |
アクセス | ★JR人吉駅より車で約8分 |
田舎らーめん(いなからーめん)
2021年にオープンした「田舎らーめん」。塩味(写真)か醤油味を選べる田舎らーめん800円が看板メニューです。天草大王でとった深いコクのあるスープと特注のちぢれ麺は相性抜群!人吉産のキクラゲやタケノコもたっぷり使用されています。
店舗名 | 田舎らーめん(いなからーめん) |
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住所 | 熊本県人吉市中青井町300 |
電話番号 | 0966-22-5235(人吉駅弁やまぐち) |
営業時間 | 11:00~14:00 |
定休日 | 月・火曜 |
駐車場 | 5台 |
アクセス | ★JR人吉駅より徒歩すぐ |
すしみむろ
「すしみむろ」は、2021年に誕生した、カウンター9席のみの寿司店。東京の名店で修行した店主が腕をふるい、熊本・田崎市場と東京・豊洲市場から仕入れた上質なネタを使った寿司を楽しめます。昼は1日1組限定コース4,400円のみ、夜はコース6,600円~となっています。
店舗名 | すしみむろ |
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住所 | 熊本県人吉市駒井田町212-1 |
電話番号 | 0966-23-3090 |
営業時間 | 12:00~14:30/18:00~22:30 |
定休日 | なし |
駐車場 | 6台 |
アクセス | ★JR人吉駅より徒歩約6分 |
Ao.HOSTEL&CAFE LOUNGE(アオ ホステル&カフェ ラウンジ)
2021年にオープンした「Ao.HOSTEL&CAFE LOUNGE」は、パフェ850円などスイーツが評判のお店。熊本の食材を使ったスイーツが味わえます。
店舗名 | Ao.HOSTEL&CAFE LOUNGE(アオ ホステル&カフェ ラウンジ) |
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電話番号 | 090-6892-8840(カフェ) |
営業時間 | 10:00~16:00 |
定休日 | 木曜、不定 |
人吉でお土産を買うならココ!
観光・グルメを楽しんだ後は、お土産選び!旅の思い出として、家族やお世話になっている人へのお土産として、その土地ならではのものをぜひ買いたいですよね。実用的で喜ばれるお土産をご紹介していきます。
HITO×KUMA STORE(ヒト クマ ストア)
「HASSENBA」内にあるショップ「HITO×KUMA STORE」には、人吉・球磨エリアの名物がたくさん売られています。
ラフティングやサイクリングツアーのついでに立ち寄れるのも嬉しいポイント◎
写真は、青梅ピュレとヤングジンジャーシロップ。人吉・球磨地方の食材を生かす食品ブランド「KUMAGAWA ARTISANS」の人気商品です。希少な青梅を使った青梅ピュレ770円(110g)はパンやヨーグルトと一緒に食べると相性抜群!新生姜を使ったヤングジンジャーシロップ980円(185g)はすっきりとした甘さが特徴です。炭酸水に入れてジンジャーエールにすると爽やかで暑い季節にもぴったり!
店舗名 | HITO×KUMA STORE(ヒト クマ ストア) |
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住所 | 熊本県人吉市下新町333-1 HASSENBA内 |
電話番号 | 0966-22-5555(球磨川くだり) |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 不定 |
駐車場 | 40台 |
深野酒造(ふかのしゅぞう)
人吉には球磨焼酎の蔵元が点在しています。創業190余年の歴史ある「深野酒造」では、昔ながらの土甕(どがめ)を使って米焼酎をつくり続けています。写真右は「彩葉」という米焼酎。吟醸酵母を使用し低温発酵させることで、すっきりとした味わいを追求しています。華やかでフルーティーな香りが魅力の商品となっています。1,360円(720ml)。
店舗名 | 深野酒造(ふかのしゅぞう) |
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住所 | 熊本県人吉市合ノ原町333 |
電話番号 | 0966-22-2900 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 土・日曜、祝日 |
駐車場 | 7台 |
シャリバリ
「シャリバリ」は、人吉製のブランドシャツ「人吉シャツ」の販売店。ドレスシャツ5,390円~を中心に、昨今のニーズに合わせカジュアルなシャツもラインナップしています。代表の古賀野さんにディテールへのこだわりを聞きながら買い物をするのが楽しい!自分用はもちろん、恋人やお父さんへのプレゼントにもおすすめです。
店舗名 | シャリバリ |
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住所 | 熊本県人吉市中青井町295-7 |
電話番号 | 0966-23-6797 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 水曜 |
駐車場 | 5台 |
アクセス | ★JR人吉駅より徒歩約3分 |
人吉で宿泊するなら「人吉旅館」がおすすめ!
国登録有形文化財である美しい姿を蘇らせた「人吉旅館」。
2022年5月に全館営業を再開した人吉の名宿です。建物は書院窓や違い棚など昭和初期の数寄屋造の特徴を色濃く残し、国の有形文化財に登録されています。源泉掛け流しの湯を満喫できる宿泊者専用の露天風呂や足湯が新設され、滞在の楽しみがさらに加わりました!
球磨川を一望できる客室もあります。夏から秋にかけては、人吉名物の鮎を味わえます。
「令和2年7月豪雨」でこちらの旅館も大きな被害を受けましたが、この春、歴史を継承しつつ、美しく生まれ変わりました。建物が文化財のため、復元工事は一際大変だったそうです。多くの方々の協力のもと、豪雨の後、“残せるものは残そう”と土壁をもう一度再現したり、奇跡的に2/3残ったという大正ガラスを磨き直したり、陰影が印象的な松皮菱の窓も修復されていました。さらに、昔から残った部分と修復された部分との色の違いをあえて残した格子など、苦難を乗り越えてきた名宿の思いを感じられる部分がいくつもあり、それが新たな美しさを生み出しています。
店舗名 | 人吉旅館(ひとよしりょかん) |
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住所 | 熊本県人吉市上青井町160 |
電話番号 | 0966-22-3141 |
料金 | 1泊2食付き17,000円~(サ料込み) |
駐車場 | 40台 |
アクセス | ★JR人吉駅より徒歩約8分 |
まとめ
今回は災害からの復興が進む「人吉」を特集しましたが、いかがでしたか?歴史を感じる神社や街並みを残しつつ、新たな観光スポットや飲食店が次々にオープンし、魅力を増している人吉。訪れたことがあるという方も、楽しめること間違いなしです!復興への後押しとして、ぜひ人吉観光に訪れてみてはいかがでしょうか。
- 年末年始・お盆・その他の臨時休業などについては、各店舗にてご確認ください。
- ご紹介した店舗や、その他の情報は2022年7月6日現在の内容となり、それ以降は変更になる場合がございます。最新情報は各問い合わせ先にご確認ください。
- VISA・JCB OK!のマークがある店舗は、VisaカードまたはJCBカードがご利用いただけます。(店舗でのご利用のみ)

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