フィッシング詐欺被害が急増中!!
身を守る方法と被害に遭った時の対処法とは?
掲載日:2021.8.16 / 更新日:2024.10.15
ネットショッピングをはじめ、インターネット上でのさまざまなお支払いに便利なクレジットカード。ところがネットショッピングの需要が増加したことで、クレジットカードのユーザーから個人情報を盗み取り不正に利用する「フィッシング詐欺」の被害が急増しています!そこで今回は、「フィッシング詐欺」から身を守るための予防策と被害に遭った時の対処法について解説していきます。
フィッシング詐欺とは?
「フィッシング詐欺」とは、クレジットカード会社や金融機関、ネットショッピングサイトなど、実在するサイトや企業を騙って、経済的価値のある個人情報を盗み出す詐欺のことです。クレジットカードの番号、IDおよびパスワードなどが不正に盗み出されてしまうと、誰かが自分になりすまして買物をしてしまう可能性があります。
フィッシング詐欺の手口は?
①メールやショートメッセージサービス(SMS)でフィッシングサイトへ誘導
最も有名な誘導方法で、「フィッシングメール」や「フィッシングSMS」と呼ばれます。クレジットカード会社や金融機関、ネットショッピングサイトなどになりすまし、メールやSMSを一斉送信します。「アカウントを更新する必要があります。」「アカウントが利用可能かどうかの確認をしてください。」などと記載し、偽ウェブサイトのURLへと誘導します。 記載されている偽ウェブサイトのURLは、本物のウェブサイトのURLと似たものや、短縮URLを使用しています。URLより誘導されている偽サイトは、実際のサイトとそっくりに作られていたり、そのままコピーされたサイトの場合もあり、本物と見分けるのがかなり難しくなっています。そこに、クレジットカードの番号やID、パスワードなどを入力させ、それらの情報を盗み出すのです。
「VJA」「Vpassカード」「三井住友カード」等を名乗る不審なメールやSMSが急増!
実在の住所・電話番号等を使用しVJAグループを騙り、請求のお知らせや利用額の確認を記載して偽のVpassへのログインを促す内容の巧みな不審メールが送信されるケースが急増しています。
このフィッシングメールの特徴は、以下2点です。
①差出人のメールアドレスのドメインが(.jp)以外の外国圏のものになっている。
②リンク先URLがVpassを偽装した偽のサイトに誘導するように設定されている。
下記の例のように、フィッシングメールの中に、九州カードの電話番号が記載されている場合もありますが、これは九州カードから送ったメールではありません。不審なメールは本文中のリンクをクリックしないようご注意ください。
九州カードの電話番号を使用したフィッシングメールの例
②SNSやネットの掲示板などから誘導
SNSユーザーのアカウントをのっとり、SNSのタイムラインや、電子掲示板などに偽サイトのURLを投稿して、誘導する手口です。ユーザーが投稿したかのような形でフィッシング詐欺のサイトに誘導します。SNS上でつながっているユーザーですと無意識に投稿や共有された内容を信じてしまいがちですが、少しでもあやしいと思ったらそのURL先にはいかないよう注意が必要です。
フィッシング詐欺から身を守るための予防策
上記のようなフィッシング詐欺の手口にひっかからないためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。
①怪しいメールに注意しましょう
心当たりのないメールはむやみに開かず、開封前に本物かどうかの確認をすることが大切です。なお、クレジットカード会社がメールでお客さまの口座番号やクレジット番号、IDやパスワードを確認することはありません。このような、本来送られるはずのないメールを受信したら、注意が必要です。
②電子メール本文中にあるリンクはクリックしないようにしましょう
メール本文中のリンクはフィッシングサイトに誘導される危険があります。サイトへアクセスする際は、お使いのブラウザの 「お気に入り」 や 「ブックマーク」 の機能を利用して、正しいサイトへアクセスするようにしましょう。
③複数のサイトで同じID・パスワードの使いまわしはしないようにしましょう
複数のサイトで同じパスワードを登録していると、一つでもID・パスワードを盗まれたら、全てのサービスが乗っ取られる被害に遭う恐れがあります。ID・パスワードはサイトごとに違うものを登録するようにしましょう。
④パソコンを安全に保ちましょう
フィッシングやスパムメール対策のセキュリティソフトを使えば、危険なサイトにアクセスしたり、怪しいメールを受け取ったときに警告が表示されます。またインターネットブラウザーには、最新の修正プログラムを導入しましょう。
⑤銀行やクレジットカード会社の連絡先リストを作成しましょう
怪しいメールやフィッシングサイトを見つけた際に問い合わせる電話番号や、メールアドレスを控えておきましょう。少しでも怪しいな・・と思ったらすぐに連絡し、確認するようにしてください。
フィッシング被害に遭ってしまったら・・・
万が一、会員番号・VpassID・パスワードなどを入力してしまった場合、第三者にカード情報を不正に利用されてしまう可能性があります。早急にカード会社へ連絡し、カードの利用停止手続きを行うようにしてください。
まとめ
フィッシング詐欺の被害に遭わない為、上記を参考にし日頃からメールやSMS、ネット利用の際は十分に注意をしましょう。また、自分では気づかないうちに詐欺被害に遭っている可能性もあるため、クレジットカードの利用明細を頻繁に確認し、不正な利用が含まれていないか確認することも大切です。
Vpassへご登録いただくと、利用明細をすぐに確認いただけます。
※掲載の情報は、2024年10月末時点のものです。

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