掲載日：2023.11.24

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う渡航制限が緩和され、海外旅行を考えている方も多いのではないでしょうか？
安心して旅行を楽しむために欠かせないのが「海外旅行傷害保険」。クレジットカードには海外旅行傷害保険が付帯しているものもありますが、補償内容や適用条件を正しく理解しておかないと、いざというときに補償を受けられない可能性があります。
そこで今回は、クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険の補償内容やメリット、注意点を解説します。
トラブルが起きた際に慌てないためにも、あらかじめ理解しておきましょう！

海外旅行傷害保険とは

海外旅行では、ケガや病気をして多額の医療費を請求されたり、物を壊して損害賠償を求められたりするなど、予期せぬトラブルに遭うことがあります。
そこで生じた金銭的負担をカバーしてくれるのが「海外旅行傷害保険」です。
クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険には、「自動付帯」と「利用付帯」の2つのタイプがあります。
自動付帯とは、該当のクレジットカードを所持しているだけで自動的に適用される保険のことです。別途保険料を支払う必要はありません。
利用付帯とは、航空機のチケット代やツアー代をクレジットカードで支払うなどの条件を満たすと適用される保険のことです。多くの場合、自動付帯より手厚い補償になっています。
自動付帯か利用付帯かによって適用条件が変わるのでご注意ください！

クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険のメリット

①海外旅行中のさまざまなトラブルに対応

②事前の手続きが不要

③補償以外のサービスも付帯

クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険の注意点

①十分な補償を受けられない場合がある

特別な手続きなしに手軽に保険を利用できる分、補償内容が手薄になることがあります。クレジットカードによって補償内容は異なりますが、保険会社の海外旅行傷害保険と比べると、補償金額が低く設定されていたり、トラブルが起きた際のサポートが少なかったりする可能性があります。

②家族が補償されない場合がある

クレジットカード付帯の保険は、家族も補償対象となる家族特約が利用できることがあります。1つのカードで家族にも保険が適用されるので便利ではありますが、クレジットカードによっては家族特約がないものもあります。その場合、家族は補償対象外になってしまうのでご注意ください。

クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険の内容を確認し、補償額が不足している部分については、別途保険会社の海外旅行傷害保険で補うのがおすすめです！

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まとめ

今回は、クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険のメリットや注意点を解説しましたが、いかがでしたか？
カードによって補償内容や金額が違うので、組み合わせて賢くご利用ください。
海外旅行をする際は、パスポートや飛行機のチケット、貴重品などとともに、海外旅行傷害保険も忘れずに準備して、安心安全に旅行を楽しみましょう！

※掲載の情報は、2023年10月末時点のものです。

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