「クレジットカードのショッピング枠現金化」とは?
クレジットカードの現金化のリスクを解説!
掲載日:2024.5.24
最近「クレジットカードのショッピング枠現金化」等をうたった広告を新聞や看板、インターネット等で見かけるようになりました。このような行為は各クレジットカード会社の会員規約で禁止されていますが、そもそもどのような行為を指すのかご存じでしょうか。金融庁や消費者庁も利用しないように呼びかけを行っている「クレジットカードのショッピング枠現金化」とは何か、また現金化の仕組みやリスクを解説します。
クレジットカードのショッピング枠現金化とは?
クレジットカードには、商品やサービスを購入し後払いにする「ショッピング」機能と、お金を借り入れる「キャッシング」機能があり、それぞれに利用できる金額が設定されています。
クレジットカードのショッピング枠現金化とは、「ショッピング」機能の利用可能枠を換金目的で利用することです。また紙幣・貨幣などをクレジットカードで購入する事もショッピング枠の現金化に該当します。
クレジットカード現金化の仕組み
クレジットカードの現金化には主に2種類あります。
キャッシュバック方式
現金化業者が販売するほぼ無価値の自社商品をクレジットカードで購入し、その代金の手数料を差し引いた金額をキャッシュバックされる方式
買取方式
ブランド品など換金性の高い商品をクレジットカードで購入し、買取業者がその代金の手数料を差し引いた金額で買い取る方式
クレジットカード現金化のリスク
クレジットカードの現金化には以下のようなリスクがあります。
① 手数料がかかり、金銭的な損失が発生する
現金化を行う際には必ず手数料などが発生するため、支払った金額をそのまま現金で受け取れることはありません。支払った金額と受け取る金額の差額はカードローンやキャッシングの利息よりも大きいケースがほとんどであり、必ず損をするようになっています。最終的に債務が増え、返済困難になる恐れがあります。
② 犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性がある
現金化を行っている業者は悪徳業者です。業者との取引で、「知らないうちに違法な商品を購入させられた」「クレジットカード情報が盗まれた」「業者からお金が渡されない」など思わぬ犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性があります。
③ カードの会員規約に反する
現金化は九州カードの会員規約でも禁止しており、違反行為です。規約違反を犯すとカードの利用ができなくなったり、強制退会になる可能性があります。また強制退会時点でのご利用金額の一括返済を求める可能性があり、資金繰りに苦しむことになりかねません。
④ 債務が免責されない
クレジットカード現金化は、破産法252条1項2号の免責不許可事由に該当すると判断される場合があります。その場合、自己破産の申し立てをしても申し立てそのものが受理されないというリスクがあり、債務が免責されることはありません。
どうしても現金を用意したいときは?
どうしても現金が必要な時は、クレジットカードのキャッシングを利用することも検討しましょう。キャッシングリボでは提携金融機関やコンビニのATMで、現金を借りて引き出すことができます。また月々の返済額は毎月一定となるため、支出を管理しやすくなります。返済シミュレーションもできるため、計画的な利用にご活用ください。
↓キャッシングに関する記事はこちらから
キャッシングとは?利用枠の設定や利用方法を解説!
https://www.kyushu-card.co.jp/get_card_personal/magazine/sp/20211002/
↓キャッシングへのお申込みや返済シミュレーションはこちらから
https://www3.vpass.ne.jp/mem/loancash/cashing.jsp?cc=004
まとめ
クレジットカードの現金化について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。クレジットカードの現金化は思わぬ犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性があります。また金融庁や消費者庁も注意喚起を行っているため、決して利用しないようにしましょう。どうしてもお金が必要な時にはキャッシング等の正規の方法を検討するようにしてくださいね。
※掲載の情報は、2024年4月末時点のものです。

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