掲載日：2025.6.26

現在、クレジットカードの累計発行枚数は3億1,364万枚に達しており、1人あたりおよそ３枚のクレジットカードを所有している計算です。（2024年3月末時点）
しかし、「２枚目って本当に必要？」「どれを選べばいいの？」と迷う方も多いのではないでしょうか？
今回は２枚目を選ぶコツとあわせて、２枚持ちのメリットと注意点も詳しくご紹介します。

クレジットカードを申し込む前に

まずは、１枚目のクレジットカードを選んだ理由を思い出してみましょう。年会費やポイント還元率はもちろん、クレジットカード会社独自の特典も、選ぶ際の大きなポイントになります。２枚目のクレジットカードを申し込む前に、現在お使いのクレジットカードのサービス内容を確認しておきましょう。
たとえば、「年会費無料」といっても、「初年度のみ無料」「永年無料」「一定の利用額を超えた場合、翌年度無料」など、条件はクレジットカードによって異なります。
「ポイント還元率」では、特定の店舗で利用した場合に限り、最大○％還元されるといったクレジットカードもあります。
１枚目のサービス内容を整理できたら、ここからは２枚目を選ぶコツについて見ていきましょう。

クレジットカードの２枚目を選ぶコツ

①クレジットカードを目的別に使い分ける

１枚目を生計費、２枚目を交際費や交通費の支払いに使用するなど、目的別に使い分けることができます。
利用明細の確認もスムーズにでき、支出の管理がしやすくなります。

②１枚目と異なる国際ブランドで契約する

２枚目のクレジットカードを申し込む際は、１枚目とは異なる国際ブランド（VISA、JCBなど）を選んだ方が良いでしょう。特定の国際ブランドしか利用できない加盟店もあるため、国際ブランドを分けることでスムーズな買い物ができます。

クレジットカードを２枚持つメリット

２枚目のクレジットカードを選ぶコツを押さえたところで、２枚持ちのメリットについて見ていきましょう。

①支払いの負担を分散できる

②１枚目と異なるサービスを重視できる

③トラブルへの備えにも

クレジットカードを２枚持つ上での注意点

クレジットカードを２枚持つことには多くのメリットがありますが、注意すべき点もあります。

①クレジットカード毎の利用金額が減り、特典の条件を満たさない

クレジットカードを２枚並行して利用すると、１枚あたりの利用金額が分散されるため、特典の条件を満たさなくなる場合があります。たとえば、一定額以上の利用で年会費が無料になるといった特典は、規定の金額に届かないと適用されません。クレジットカードごとの特典の条件を確認しておきましょう。

②年会費の負担が増える

２枚目のクレジットカードにも年会費がかかる場合、年会費の負担が増えることになります。年会費に見合う特典やサービスが受けられるかを確認したうえで、申し込みましょう。

③同一種類のクレジットカードを複数申し込みできない場合も

１枚目のクレジットカードのデザインや特典が気に入り、もう１枚申し込みたいと思っても、同じクレジットカード会社で同一種類のクレジットカードを申し込みできないことがあります。
２枚持ちを前提として1枚目を申し込む場合には、事前にクレジットカードのサービス内容を確認しておきましょう。

④多重申し込みを避ける

立て続けにクレジットカードを申し込むと、「他の借入返済でお困りなのではないか」「毎月の返済に問題はないのか」といった印象を与える可能性があります。実際に借入に困っているかどうかに関わらず、２枚目を申し込む際は、１枚目の申し込みから期間を空けることをおすすめします。

２枚目におすすめのクレジットカード

１枚目のクレジットカードで年会費の引き落としがあり、２枚目でポイントをしっかり貯めたいという方には、普段使いに適したこのクレジットカードがおすすめ！

九州カードNEXT クラシックカード

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オールインワンJCBカード

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まとめ

今回は、クレジットカードの２枚目を選ぶコツとともに、メリットや注意点について解説しましたが、いかがでしょうか？
クレジットカードを２枚持つことで利用できるお店が増えるだけでなく、支出も管理しやすくなります。
１枚目のサービス内容を考慮しながら２枚目のクレジットカードを選び、毎日のお買い物をお得に楽しみましょう。

※出典：一般社団法人日本クレジットカード協会

※掲載の情報は、2025年5月末時点のものです。

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